神戸空港 航空ニュース

神戸空港、施工ミスにより滑走路舗装改修工事の工期を延長

現在神戸空港においては、滑走路全域において、勾配修正を含めた表層舗装の改修工事を2020年3月~2021年5月の工期で実施していますが、発注者である関西エアポート神戸株式会社(KAP神戸)の仕様を一部満たしていないことが判明したことから、再工事を実施します。

再工事に至った経緯は、工事エリアの一部において、アスファルト混合物がKAP神戸指定の仕様を満たしていない(密度が指定値より小さい)ことが判明したことによるもので、滑走路については当面の使用には問題ないものの、長期的な耐久性が劣る(滑走路の劣化が早まる等)ことが想定されるため、今回の工事対象全エリアを対象として再工事を行い、新たな工期は調整中としています。

また滑走路の安全性については、滑走路には一定の強度があり、航空機の運航における安全性は確保されているとしています。なお滑走路の舗装に関する数値基準上の違反はありません。Photo:神戸空港マリンエア

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