ギリシャ政府は、2021年5月14日より外国人観光客の受け入れを再開する計画であることを明らかにしました。
これは同国のHaris Theocharis 大臣が議会において明らかにしたもので、以下の条件のもと再開を目指しているとしています。
1. 入国者はワクチンを接種あるいは陰性証明書を提示すること
2. 空港や国境で抜き打ちの検査を行う
3. 陽性が確認された際の隔離施設を設けること
4. 観光従事者全員にワクチン接種を行う
5. ソーシャルディスタンス・マスクの着用など感染防止策を継続すること
なお外国人観光客に対しては、自国民と同様の規則に従ってもらうことになるとしており、観光客はギリシャ政府が主導する感染対策に従う必要があります。
観光産業が主力のギリシャでは、予てから早期の国際的な人の往来の再開を訴えていますが、EUの反対もありこれまで実現しませんでしたが、今回は計画が実現するのか注目となります。参考記事:INDEPENDENT Photo : visitgreece