2021年3月26日、タイ政府はワクチン接種を条件にプーケットで隔離期間無しで外国人観光客の受け入れを2021年7月1日から再開させる計画を発表しました。
同政府は10月1日から同条件でタイ全土で受け入れ再開を目指すことを閣議決定していますが、まずはプーケットで試験的な受け入れを開始します。
この運用においては、外国人観光客はワクチン接種証明書を入国時に提示し、プーケット到着時のPCR検査で陰性が確認されると隔離期間なしで滞在できることになり、パンデミック以前に近い形で入国が可能となります。
なお実施条件として、少なくとも地元住民の70%がワクチンを接種する事としており、今後のワクチンの接種の状況により運用開始時期が遅れる可能性も指摘されています。
観光庁長官のYuthasak Supasorn氏は、第3四半期に少なくとも10万人の外国人観光客の入国を想定しているとしており、このまま全面的な受け入れ再開に繋がるのか注目されています。
また4月1日からはこれまで2週間としていた隔離期間を10日にするなど、徐々に制限を緩和する動きも出ています。
参考記事:The straits Times Photo : Suvarnabhumi Airport