エアドゥとソラシドエアは、共同持ち株会社の設立を検討していると日本経済新聞が報じました。
共同持ち株会社の設立は、2022年秋頃を予定しているとみられ、2社が傘下に入り燃料などの資材調達や機体整備の共同化することでコスト削減を目指すとみられています。
北海道を拠点とするエアドゥと九州に拠点を置くソラシドエアは競合路線も少ないこともあり、調整はスムーズに進むと考えられます。今後事実上の統合となった際は、羽田空港の発着枠に影響する可能性があるため、両社は慎重に協力関係の距離感を見計らうものとみられます。
新型コロナウイルスの影響により航空業界は世界的に再編が進んでおり、既に日本ではエアアジアジャパンが倒産するなどしており、コロナの長期化でまだまだ再編が進むことも考えられます。