海外空港 航空ニュース

中国の成都天府国際空港が開港 将来的に滑走路は6本に

 2021年6月27日、中国の成都天府国際空港が5年の建設期間を経て開港しました。

 この空港の開港により1都市に国際空港を2つ有する中国の都市は、上海・北京に続き成都が3都市目となります。

 天府国際空港は、現時点で滑走路3本、2つのターミナルを有する空港で、年間の旅客処理能力は6,000万人となります。また既に拡張用地を確保済みで、将来的には滑走路を6本、4つのターミナルを有し、年間の旅客処理能力は9,000万人となる予定です。

 現時点で中国国際航空が天府空港を国際線のハブ空港に位置付け同空港に10億ドルの投資を行っており、メンテナンス施設、貨物ハブ、機内食工場、オフィス、格納庫などの施設を敷地内に有しています。今後は新型コロナウイルスが終息に向かうと、国際路線が拡大するものと予想されており、中国南西部のハブ空港として本格稼働することになります。

【注目】羽田空港第1・2ターミナルの拡張工事計画のターミナル配置図が判明 2024年に供用開始

ベトナムのホーチミン郊外に新空港として2025年に開港するロンタイン国際空港の工事が開始

バンコクの新空港、ナコーンパトム空港の候補地が最終選考段階 既存2空港を補完し2026年の開港を計画

スワンナプーム国際空港、第2ターミナルの建設を決定 2030年までに滑走路4本とターミナルを3つ有する空港へ