2021年6月27日、中国の成都天府国際空港が5年の建設期間を経て開港しました。
この空港の開港により1都市に国際空港を2つ有する中国の都市は、上海・北京に続き成都が3都市目となります。
天府国際空港は、現時点で滑走路3本、2つのターミナルを有する空港で、年間の旅客処理能力は6,000万人となります。また既に拡張用地を確保済みで、将来的には滑走路を6本、4つのターミナルを有し、年間の旅客処理能力は9,000万人となる予定です。
現時点で中国国際航空が天府空港を国際線のハブ空港に位置付け同空港に10億ドルの投資を行っており、メンテナンス施設、貨物ハブ、機内食工場、オフィス、格納庫などの施設を敷地内に有しています。今後は新型コロナウイルスが終息に向かうと、国際路線が拡大するものと予想されており、中国南西部のハブ空港として本格稼働することになります。