中国は、ロシアから要請されている航空機部品の提供に難色を示していることがわかりました。
現在ロシアは、ウクライナ侵攻の制裁によりEU・アメリカ等から航空機の部品などの調達ができなくなっていますが、その対策として中国に接触し部品の提供を要請しましたが、中国側は難色を示した模様です。
これによりロシアは、トルコ・インドなどの企業から調達できないか模索しているとされており、今後維持が難しくなる保有航空機の対策を急いでいます。なお現規則で未承認の企業による整備も検討しているとみられ、航空分野でのロシアへの制裁は非常に影響が大きいものとなっており、いずれロシアの国内移動にも影響が及ぶことは確実となっています。
既報の通り、エアバス、ボーイング、エンブラエル、ボンバルディアの4社は、ロシアの航空会社に対する一切の取引を打ち切っており、場合によっては国産航空機にしか頼ることができない状況に近づきつつあります。