北マリアナ政府のRalph Torres知事は、近く日本市場において良いニュースがあると発言し注目を集めています。
同政府は、日本からの観光客増加を目指し、今後マリアナ政府観光局がトラベルバブルに近い形のプログラムを7月にも立ち上げる予定としていますが、このプログラムのパートナーとして日本サイパン間を運航するエアラインが選定され、そのエアラインにはインセンティブが支払われる予定となります。
政府観光局は、今年5月の時点でスカイマークとユナイテッド航空と話し合いの場を持ったことを明らかにしており、スカイマークは損失からの回復期であり国内事業が安定するまでは国際線は再開しない見込みであることから、このプログラムを辞退したとされています。一方ユナイテッド航空との会談においては、有意義なものでポジティブな反応があったとしており、今後ユナイテッド航空の路線開設が期待されています。
今後このプログラムは、7月に正式発表され、どのエアラインが選定されどのような内容でサイパン路線が再開となるのか注目されます。なお日本側の就航地は、成田空港が有力であると考えられます。Photo : Commonwealth of the Northern Mariana Islands Office of the Governor