神戸空港 航空ニュース

神戸空港、2025年の発着枠の拡大に伴い駐機場整備や新ターミナルを建設へ

 神戸空港は、2025年の発着枠の拡大に伴い駐機場の整備や新ターミナルを建設する方針であることがわかりました。

 これは9月20日に久元神戸市長が明らかにしたもので、既存ターミナルを活かしながら、国内線ターミナル、国際線ターミナルをどのように作り、配置していくのか関西エアポートを協議するとし、国内線の発着枠と国際チャーター便の受け入れを開始する2025年までに整備する方針を示し、今後関西エアポートと協議を行い詳細なスケジュールを組むとしています。

 現時点で具体的なターミナル構想は明らかになっていませんが、増築に近いターミナルの建設となるのか、あるいは全く新しいターミナルを建設するのかや、国際線チャーター便の受け入れ時の施設を仮施設とするのか、あるいは恒久的な施設として整備してしまうかなど今後注目となります。

 神戸空港は、先日開催された関西3空港懇談会にて、万博開催となる2025年に国内線国内線の1日の発着回数が80回から120回まで引き上げられることや、国際チャーター便を受け入れること、2030年を目途に定期国際便を受け入れることで合意しています。

 また同市長はあくまでも神戸空港の国際化は関西国際空港を補完するもので、パイの奪い合いではなく、関西全体で航空需要を拡大させる必要があるとしています。Photo : 神戸空港

神戸空港の国際化と関西空港の発着枠拡大が関西3空港懇談会で合意

関西国際空港、第1ターミナルのリノベーションを発表 国内線・国際線エリアの配置を見直し大阪万博までに大幅改修

関西国際空港、リノベーション工事中の新国内線エリア出店テナントを決定