日本航空/JALは、改めて成功には北米事業が重要であるとの認識を示しました。
これは同社のアメリカ地区グローバル・セールス担当部長のスティーブ・マイヤー氏がCAPAエアラインリーダーサミットアメリカ2024でコメントしたものとなります。
同氏は「北米における我々の役割は、会社の成功にとって極めて重要です。今後より多くのA350-900型機、B787-9型機を導入することは、特に我々の助けになるでしょう。」と述べました。
またこのマーケットでは、ビジネス需要は重要であるものの、依然としてコロナ前よりも低い水準であるとしており、これは為替レートの影響もあるとの見方を示しました。
今年3月JALグループは、A350-900型機を20機とB787-9型機を10機追加導入することを発表しており、今後成長が見込まれる北米・アジア・インドを中心に国際線の機材を増機・大型化し、2030年時点でフルサービスキャリア、LCCの事業規模を合わせて約1.4倍に拡大し、国際ネットワークの拡充と成長を実現する計画を示しており、今後北米路線の新路線なども期待されています。