成田国際空港は、2024年9月1日より国際線旅客保安サービス料(PSSC)を改定すると発表しました。
保安関係コストが大幅に増加していることを踏まえ、今後も万全の保安体制を維持し、利用客に安全安心を提供していくため、この度、止むを得ず成田空港の保安関係コストに充てる国際線PSSCの改定を行うこととし、現行の550円から700円に引き上げるとしています。(全ターミナル共通)
具体的には、コロナ禍後、航空需要が急速に回復している中で、保安検査員の人手不足問題は一層深刻化しており、保安検査員の更なる処遇改善努力が必要となっていることや、ボディスキャナー等保安検査の高度化に資する機器の導入やスマートレーン等を導入するなどしたため、コスト増に繋がったとしています。
なお徴収方法は、現在と同様に航空券を購入する際に、航空運賃と同時に支払うことになります。