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エアインディア機の墜落事故で燃料制御スイッチを操作したのは機長の可能性が高まる 当局は医療記録なども調査

 エアインディア機の墜落事故において、燃料制御スイッチを操作したのは機長の可能性が高いことがわかりました。

 これはWSJが報じているもので、関係筋の情報によれば、様々データにより燃料制御スイッチを操作したのは機長であるとし、予備調査報告書で開示された会話の記録で、なぜ燃料を遮断したのか?と質問したのは副操縦士で、燃料を遮断していないと答えたのは、機長であったとしています。

 またボイスレコーダーからは、副操縦士が慌てる一方で、機長は極めて冷静であった状況であったことがわかっているほか、2つの燃料制御スイッチが約1秒間隔で切り替えられたことが、人間の行為に極めて近いと考えられ、仮に機体側の不備であれば同時に起きることが自然との見方がされています。

 なおTelegraphなどは、同僚などの情報として機長に精神的な問題があったとの情報を基に、当局が機長の医療記録などを調査しているとしており、現在は機長の行動に焦点を当てて調査が進んでいる模様です。

 ただ最終事故調査報告書が公開されるまで事故原因は不明であることから、事故から1年を目途に公開される事故調査報告書で全てが明るみになる見通しです。Photo : Air India

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