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米当局、ユナイテッド航空機が飛行中接触した物体は高高度気象観測気球と結論付ける「機体と乗客にとって非常に壊滅的な被害をもたらしかねなかった」

 アメリカ国家運輸安全委員会(NTSB)は、現地時間2025年10月16日、ユナイテッド航空のデンバー発ロサンゼルス行きのUA1093便(737MAX8:N17327)が飛行中に何らかの物体と接触しコックピットの窓が割れた事故において、これは高高度気象観測気球に接触したものと結論付けました。

 NTSBは予備報告書にて、カリフォルニアに拠点を置く気象観測会社のWindBorne Systemsが、前日にワシントン州スポケーンから打ち上げた気球が、打ち上げ後消息不明となっていましたが、レーダー追跡により、同便の飛行経路付近にあったことが明らかになったとし、これが同機に接触したと結論付けました。

 またこの空中衝突は機体と乗客にとって非常に壊滅的な被害をもたらしかねなかったとコメントし、機体の他の箇所に損傷が発生していれば悲劇を招きかねなかったとの見解を述べました。

 今回の事故を受けWindBorne Systems社は、再発防止策として、航空情報警報の改善、民間機飛行空域での滞留時間の短縮、そして衝突による損傷を最小限に抑えるための気球の軽量化をはじめとした改良を実施するとしています。
Photo : United Airlines

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