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スクート、羽田就航に先立ちメディア向け説明会を実施

 シンガポール航空グループのLCCであるスクートは、2026年3月1日に東京/羽田〜シンガポール線に新規就航します。これに先立ち、同社は27日にメディア向け説明会を開催しました。

 説明会には、カルヴィン・チャン最高商務責任者(CCO)、バーナード・シム北アジア地域統括ゼネラルマネージャー、そして2025年9月に日本支社長に就任した安武秀敏氏が登壇しました。

 カルヴィン・チャンCCOは、日本市場を同社のネットワークにおける極めて重要なマーケットと位置づけ、羽田就航が訪日インバウンド需要のさらなる喚起にも寄与するとの認識を示しました。また羽田空港の国内線ネットワークが充実していることも、就航決断を後押しするものであったとしています。

 安武社長は、今後の日本路線に関しては常に情報収集して新路線等の可能性を検討しているとし、現時点で具体的な計画はないものの、まずはまもなく就航する羽田線をはじめとした既存路線に注力する方針を示しています。またゆるやかながら日本人利用客の海外旅行に回復傾向がみられるとしており、日本からのアウトバウンド需要の取り込みに意欲を示しました。

 今回の羽田就航は、単なる2都市間の移動にとどまらない戦略的な意味を持っており、羽田発の便がシンガポールに早朝(午前8時半頃)に到着するダイヤ設定となっているため、成田線と比較して乗り継ぎの利便性が大幅に向上します。日本人利用者にとっては仕事帰りにそのまま利用することができ、時間を有効活用したい旅行者のニーズに応えることになります。ただ羽田着時は公共交通機関が終了している時間ですが、昨今は乗り合いタクシーなどの選択肢も増えていることから、利用客が各々最適な手段を見つけると予想していることから、この問題は利用の障害にはならないとの認識を同社は示しています。

 東南アジアのLCCとして羽田空港に就航するのは、エアアジアXに続き2社目ですが、今後どのような需要を創出していくのか注目となります。

【運航スケジュール】
TR801 羽田02:15→08:30シンガポール デイリー
TR800 シンガポール17:30→01:00+1 デイリー
機材:787-8

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