ピーチアビエーションは、2026年3月30日、エアバスの最新客室仕様「Airspace」を搭載した新造機(A320neo、機体記号:JA217P)の運航を2026年4月1日から開始すると発表しました。
同機は、3月23日にフランスのトゥールーズで受領されたものです。同社は2023年より利用者の旅のプロセスを分析し品質向上に取り組んでおり、今回の導入も限られた機内空間を最大限に活用し、より上質な移動体験を提供するための取り組みの一環と位置づけられています。
今回導入する「Airspace」の大きな特徴は、従来比で容量が約60%拡大した収納棚「Airspace XL Bin」と、シーンに合わせて最適化される「フルLED照明」です。収納棚の大型化により手荷物収納時の負担が軽減され、搭乗・降機時の混雑緩和や定時運航の維持につながることが期待されています。また、LED照明は搭乗時や上空でのサービス中など場面に応じて2パターンの演出を行い、明るく温かみのある空間を作り出します。



座席には、人間工学に基づいて設計されたRECARO社製のプレリクライニングシートが採用されました。背もたれの改良によって膝周りの空間を効率的に確保しているほか、環境負荷を低減しつつ本革のような上質な質感を備えた次世代素材が使用されています。さらに、Peachが保有するエアバスA320neoとしては初めて、全座席にUSB Type-AおよびType-Cの電源ポートが完備され、スマートフォンやタブレットの充電切れを気にせず過ごすことが可能となりました。

機内デザインにおいても工夫が凝らされており、エントランスの床には温もりを感じさせる木目調が採用されました。客室全体は圧迫感のない白と落ち着いたグレーで統一されつつ、シートのステッチやカーペットのラインにはPeachらしいピンクがさりげないアクセントとして取り入れられています。

新造機(JA217P)の初便は、4月1日午前8時40分に関西国際空港を出発し、10時40分に新千歳空港に到着するMM105便となる予定です。なお、同機材の就航を記念して搭乗者には機内にて数量限定の記念ステッカーが配布されます。Photo : Peach Aviation



