バーレーンの民間航空局は現地時間2026年4月8日、約40日間にわたって閉鎖していた自国の領空を全面的に再開したと発表しました。この決定は、アメリカ、イスラエル、イランの間で2週間の停戦合意が成立したことを受けたもので、緊迫していた中東情勢の緩和に伴い、航空運航の安全が確保されたと判断されました。
同国は2026年2月28日から、リスクを回避するための予防措置として空域を閉鎖していました。今回の再開を受け、バーレーンのフラッグキャリアであるガルフエアをはじめ、同国を拠点とする各社は、バーレーン国際空港を発着する定期便の運航を順次再開しています。
空域の開放は、バーレーンだけでなくイラクやシリアなど周辺国でも同様に進んでおり、2月末から続いていた中東地域における航空ネットワークの混乱は正常化に向かう見通しです。これまで同地域を回避するために大幅な迂回を余儀なくされていた国際線についても、飛行時間の短縮や燃費効率の改善といった効果が期待されます。
航空当局は、安全とセキュリティの維持に万全を期すと強調していますが、今回の停戦合意は現時点で2週間という期限付きのものです。そのため、業界関係者や利用客は今後の情勢を注視しており、当局も状況の変化に応じて柔軟に対応する姿勢を維持しています。Photo : Gulf Air




