キャセイパシフィック航空は、中国民用航空局が同社へ通告した、逃亡犯条例の改正に伴うデモに参加した運航乗務員(パイロット・客室乗務員)による中国領空への運航を、今後認めないとした内容を受け入れることを表明しました。
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同社は、香港警察のサッカーチームの渡航情報を漏洩させた2名の社員を解雇したほか、デモに参加し暴行罪で起訴されたパイロットを停職処分としています。
これまでキャセイパシフィック航空は、社員がデモに参加することを禁止しない方針としてましたが、Rupert Hogg CEOは、中国本土便は主要事業で、その他欧米便も本土上空を飛行することから中国民用航空局の通告に従うことになると従業員宛にメッセージを発信しています。
現在香港ではデモが治まる気配はなく、観光業に影響を与えていることから2019年1~6月期で黒字転換した同社が再び赤字となる可能性も高まっています。
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参考記事:South China Mornig Post
画像引用:Cathay Pacific
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