新LCCのフライ江原(カンウォン)は襄陽空港(ヤンヤン)を拠点とし2019年11月22日より襄陽~済州線に就航します。フライカンウォンは、wi-fi搭載のB737-800で運航を開始し、国内線就航後は近距離国際線に進出する計画としています。
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画像引用:Fly Gangwon
同社は低価格帯で座席を提供するものの、LCCではなくTCC(Tourism Convergence Carrier≒観光融合エアライン)であるとし、既存LCCとの差別化を図りたい考えです。
同社は韓国を訪れるインバウンド旅客を集客するコンセプトを掲げているものの、開設を予定している路線がアウトバウンドが強い路線を含んでいることから韓国国内でコンセプトの矛盾を指摘する声もあります。
なお襄陽空港(ヤンヤン)は、平昌オリンピックの公式空港になった江原道襄陽郡に位置する空港となります。
日韓関係悪化前の計画では、2020年前半に成田・関西・中部の開設、2020年後半には広島線の開設を予定していましたが、詳細は明らかになっていないものの中国線を先行して開設する計画に変更した模様です。
現在韓国のLCCはチェジュ航空、ジンエアー、エアプサン、エアソウル、イースター航空、ティーウェイ航空の6社が運航しており、同社を実質LCCとしてカウントすると7社目となるほか、今後もエアロケイ、エアプレミアの就航が控えていることから韓国はLCCが乱立する状態となります。
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