ハワイアン航空は、導入予定のB787-9型機の初号機の受領を2022年9月に延期することを発表しました。
同社は、B787-9型機を確定発注10機、追加購入オプション10機の契約をボーイングと結び、2021年初旬から受領を開始する予定でしたが、約1年半遅れで受領を開始することをボーイングと合意したとしています。また受領開始が遅れることにより、納入完了は2025年から2026年にずれ込むものとみられます。
同CEOは、以前に同機の導入により新路線の開拓が可能になるとして、ロンドンやパースなどの路線開設の可能性について言及しており、今後ハワイ路線のネットワークが拡大していくことが期待されます。
また7月に同社の幹部は、ハワイ州の入国制限だけでなく、日本・韓国・オーストリアなどの主要市場において入国制限があるため、今後の計画策定が困難になっているとしていましたが、ハワイ州の事前ウイルス検査による隔離措置を免除するプログラムの導入により同社の業績は徐々に回復に向かうものとみられています。Photo : Hawaiian Airlines