東京駅から成田空港への格安アクセス手段として定着していた❝1,000円バス❞で知られる『エアポートバス東京・成田』は、2021年3月1日より運賃改定を行うと発表しました。
新たな運賃は、現行の大人:1,000円(小人500円・深夜運賃大人2,000円)から大人:1,300円(小人650円・深夜運賃大人2,600円)への変更となります。
また同日より東京駅から「現金」での利用者の乗車方法が変更となり、乗車前に「JR高速バスきっぷ売り場」にて乗車券を購入する方式へと変更となります。なおICカードの利用者は今まで通り直接乗り場へ行く方式です。
昨年2月から1日あたり往復284便を運行する「日本最大のエアポートバス」として、運行事業者8社が連携して、スタートした『エアポートバス東京・成田』ですが、新型コロナウイルスの影響を大きく受けており、業績が悪化していることも予想され、値上げはやむを得ないとも考えられます。しかしながら成田空港の利用者を大きく押し上げた存在であることから、需要が回復した際には以前の運賃に戻ることに期待したい。