2026年は中東方面のエアラインが挙って成田空港路線を強化する傾向が強まっています。
先日エミレーツ航空が、成田線をダブルデイリー化することを発表し注目を集めましたが、その他エアラインも成田線を強化する計画となっており、3月末にはターキッシュエアラインズが週3便を追加して1日最大2往復化、エティハド航空が6月中旬から大型機材のA380型機を投入する計画となっており、中東方面の提供座席数が大幅に増加する見通しとなっています。
既にカタール航空は昨年に成田線をダブルデイリー化していますが、一連の中東勢の増便の背景には、継続的な旺盛な訪日需要が存在すること、ロシア上空の空域制限により中東経由の競争力が増したこと、ここ最近では中国エアラインの日本路線減便により、中東経由の優位性が高まったことなどが考えられます。
また今後参入が予定されているリヤド航空などの存在もあり、各社先手を打って日本市場に注力している様子が窺え、年々中東エアラインの国際競争は激しくなっています。
旺盛な訪日需要が存在する現在の環境下においては、日本の地方空港に多く就航する大韓航空やアシアナ航空も第三国からの乗り継ぎ需要を取り込んでいることが予想され、各国エアラインのハブ機能が効果を発揮し日本路線の増便傾向が続いているとみられます。
なおエミレーツ航空は、ドバイ~ロンドン(ヒースロー・ガトウィック)間を1日11往復しており、現在の訪日需要を考えれば、まだまだ東京路線の増便の余地があると考えられ、今後も日本~中東間は成長マーケットであり、増便が期待される市場と考えられます。Photo : Etihad Airways
エミレーツ航空、成田空港就航15周年 ドバイ以遠の人気目的地はサンパウロ・マドリード・バルセロナ・カイロ・ローマで74%がトランジット




