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アメリカン航空、2020年羽田枠獲得後も成田線は維持 ダラス・シカゴ・ロサンゼルスが候補

アメリカン航空は、2020年に増枠される見込みの羽田枠に関して、羽田枠を獲得した場合でも成田線を減便する予定はないことを明らかにしたと航空新聞社jwingが報じました。

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アメリカン航空は、配分されるアメリカ線において16枠(アメリカ側8・日本側8)が配分される見解を示し、路線については以前からの報道内容と同様にダラス、ロサンゼルス、シカゴを候補として挙げました。

羽田枠に関しては2020年の都心上空ルートをめぐり米軍との交渉が難航していることから予定時期よりも遅れる事が心配されていますが、国際線の増枠されるのは深夜早朝を除く時間帯で最大離発着回数3.9万回、単純計算53枠となり路線としては約25路線程開設されることが予想されています。

現状の羽田からアメリカ間の路線は以下の通りです。

ANA:ニューヨーク・シカゴ・ロサンゼルス
ユナイテッド:サンフランシスコ

JAL:ニューヨーク・サンフランシスコ
アメリカン航空:ロサンゼルス

デルタ航空:ロサンゼルス・ミネアポリス

ハワイアン航空:ホノルル・コナ(2路線で週7便)

前回の配分ではデルタ航空が過大なスロットを要望したこともあり、日米での交渉がまとまらず運用が大幅に遅れてしまいましたが、今回は同様の事が起きないようにしてもらいたいです。
前回同様にどのエアラインも羽田枠獲得後も成田線は維持と異口同音に答えることが予想されますが、発着枠獲得後は成田から羽田へ路線移管が少なからず起きるはずで、乗り継ぎ需要に絡む問題ですので慎重に配分を行ってもらいたいです。

アメリカ線以外のエアラインで2020年の羽田枠に関して言及があったのはスカンジナビア航空、フィンエアーになりますので興味がある方は最下段↓の記事をご覧ください。

画像引用:American Airlines facebook

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