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FAA、B737MAXの認証飛行テストを10月にも開始へ

FAA(アメリカ連邦航空局)は、10月からB737MAXの改修ソフトウェアを搭載した機体で認証飛行テストを開始する予定であることが明らかになりました。

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B737MAXの運航再開へ向けた取り組みの一環としてサウスウエスト航空、アメリカン航空、ユナイテッド航空のパイロットにシミュレーターテストに参加するように要請したとの情報があります。

現在約600機のB737MAXが地上駐機している状態が続いていますが、ボーイングは2019年第4半期の運航再開を想定してスケジュールを組んでおり、2020年2月には現在の減産体制中の月産42機から52機まで引き上げ、6月には57機体制する計画であることが現地報道されています。

今月20日には、グラントカウンティ国際空港で勤務する数百人の臨時従業員の募集を開始したことが明らかになっており、募集された人員は同空港に駐機しているB737MAXをシアトルやエバレットのボーイングの拠点空港に移送する支援業務に就くものとみられています。

これまでのところ、新たな問題が発覚したとの情報がなく、運航再開へ向け順調に作業が進んでいるとの推測から証券会社のカウエンが運航再開を楽観的な予測としたことから株価が上昇するなどしており、運航再開が見通せる段階に入ってきているものと推測されます。
参考記事:Business Times
画像引用:Boeing

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