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ボーイングCEO、B737MAXによるB777X・B797への影響はないと明言 B797は開発決定となれば2025年に納入へ

ボーイングのデニス・ミューレンバーグCEOは、B737MAXの停止による次世代機(B777X・B797)への開発へ影響がないことを明言しました。

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同CEOは、現状ではB737MAXの問題に取り組むことが会社として再優先事項であることを強調しましたが、B737MAXの運航再開と次世代機開発を並行して推進することから影響はないとしています。

当初メディアに公開される予定であったB777Xのロールアウト式典は中止されましたが、現状2機がフライトテスト段階に進み、2機が最終組立段階となっており、2020年の納入を予定しています。

そのほか開発が検討されている、NMA:New Midsize Airplane(俗称:B797)に関しても年内に開発に着手するかを社内決定し、2020年に正式に開発をするか否かを決定するとしています。
また、開発が決定された場合には、2025年が納入の目標ということを明らかにしています。
競合するエアバスは、A321LRの航続距離を更に延長したA321XLRを発表することが確実視されており、今後の同市場のマーケットは注目が集まります。
参考記事:Flight Global
画像引用:Boeing

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