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ルフトハンザグループ、今後数週間で運航便数を最大50%削減へ A380の地上待機を検討

ルフトハンザグループは、新型コロナウイルスの感染拡大を受け今後数週間内に運航便数を最大50%削減する計画であることを明らかにしました。

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現在ドイツでは新型コロナウイルスの感染者数が急拡大しており、3月6日時点で日本の360名の感染者数を超え400名が確認されています。現在のところ、イタリアをはじめフランス・ドイツ・スペインで急速に感染者が拡大する恐れが指摘されておりアジア同様に欧州内での航空需要も低下しています。

上記のような現状から、同グループのルフトハンザドイツ航空・スイスインターナショナルエアラインズ・オーストリア航空・ブリュッセル航空は今後運航路線の見直しを再度図る計画としています。
またルフトハンザドイツ航空が所有する14機のA380は、当面地上待機させ定期路線から外すことが検討されています。

現在のところグループ全体で、約20%の機材が非稼働になっているとみられ、欧州での新型コロナウイルスの影響が深刻化してきています。
画像引用:Lufthansa

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