シンガポールのKhaw Boon Wan交通大臣は、工事を開始しているチャンギ空港の第5ターミナルについて、一時中断し再開は少なくとも2年先を予定していることを明らかにしました。
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この工事中断は、新型コロナウイルス後の需要予測を再評価するためとしており、当初計画案からも変更を加えることを視野に入れているとしています。なおこの評価においては数ヶ月で結果が出るものではないことから、少なくとも2年を要するとしています。
第5ターミナルのこれまでの計画は、2030年頃の完成を予定し、サッカーフィールド667面分の面積を有し、旅客処理能力は年間5,000万人とし、空港全体の処理能力は年間約1億4,000万人まで増強され、東南アジアのハブ空港として確固たる地位を保持する計画となっていました。
なおChan Chun Sing 貿易産業大臣は、第5ターミナルを含む主要インフラプロジェクトは、タイムラインはシフトするかもしれないが完工することになるとしており、建設計画が白紙化となることはない見込みです。
参考記事:Straitstimes 画像引用:Changi Airport
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