元エアアジアのパイロットが、新型コロナウイルスの影響を受けて解雇されたことによるストレスで、自宅の12階のコンドミニアムから飛び降り自殺を図りました。
亡くなったのはA. Sanjiv Daevin氏(35)で、エアアジアは今年3月に新型コロナウイルスによる航空需要の減退により約100名のパイロットを解雇しましたが、同氏がその内の一名となります。同氏に近い人物によれば、解雇され収入を失ったことでストレスを溜めていたとしており、警察はストレスに対処できず自殺という決断に至ったとの見方をしています。
新型コロナウイルスにより、病を理由に失われる命がある一方で、今回のような経済的な理由で失われる命もあるという事を象徴する出来事となりました。参考記事:malaymail Photo : Airbus