エアインディア傘下のLCCであるエアインディアエクスプレスが、コジコーデ空港着陸時に着陸に失敗し大破しました。
同機はドバイから同空港まで、新型コロナウイルスの帰国支援便(IX1344便)として運航され、乗員乗客190名(大人174人名、幼児10名、客室乗務員4名、パイロット2名)が搭乗しており、現在までにパイロット2名を含む17名の死亡、少なくとも89名が重傷であると現地報道されています。
墜落した機体は、VT-AXHとして登録されているB737-800型機で、機齢約14年の機体となります。事故当時の空港周辺の天候は大雨であったとされ、事故機は滑走路をオーバーランし、フェンスに衝突後10m下の斜面に落下し機体が分断され大破しました。一部報道では、着陸装置の不具合があったとの情報もありますが、現在までに原因は明らかになっておりません。
今後は同国の事故調査委員会(AAIB)が派遣され、事故原因を解明する予定となっています。Photo : Air india express