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ヴァージンオーストラリア航空、B737MAXの発注内容を変更 長距離線用機材も再導入へ

ヴァージンオーストラリア航空は、ボーイングに発注していたB737MAXに関して、契約内容を変更したことを発表しました。

これまでの契約では、B737MAX8を23機、B737MAX10を25機導入する予定としていましたが、新たな契約ではB737MAX8の発注を全てキャンセルとし、B737MAX10を25機導入するものに変更されています。これにより受領時期も再度変更され、B737MAX10の受領は2023年中旬を予定し、国内線や短距離国際線に投入する計画としています。

また今回の発表に伴い、Jayne Hrdlicka CEOは、以下のようなコメント発表しています。
『安全で効率的な航空機の運航を実現し、安全性を確保するための投資も継続していきます。ボーイングの支援を得て、同機においては就航前に慎重な評価をし、快適に使用できることを確認します』

また長距離国際線の需要が回復した際には、ワイドボディ機を再導入するため、航空機メーカーと機材戦略について協議していることも明らかにしています。既報の通り同社は、就航を延期としている東京/羽田~ブリスベン線の就航に今もなお意欲的であることがわかっており、今後の動向に注目が集まります。Photo: Virgin Australia

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