現地時間2020年12月21日、ウガンダ航空は、A330-800neoの初号機をエアバスより受領しました。
Photo : Airbus
ウガンダ航空は、合計2機のA330-800neoの導入を予定しており、座席構成はフルフラットシートのビジネスクラス20席、プレミアムエコノミー28席、エコノミークラス210席の合計258席仕様となります。なお2号機は2021年1月のデリバリーを予定しています。
同社はこの機材を使いエンテベ~ロンドン、ドバイ、広州線に就航する予定としており、現ネットワークはアフリカ大陸に限られていることから、長距離線へ進出することになります。
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A330neoは、A330とA350の技術を融合させた新世代の航空機で、ロールスロイストレント7000エンジンを搭載し従来の競合機種に比べ1座席あたり25%の燃費向上を実現しています。このシリーズではA330-800neoとA330-900neoが存在しますが、圧倒的にA330-900neoが受注を獲得しておりA330-800neoは人気が無い機種となっています。
現在までに同機のエアバスへの発注数は、クウェート航空が8機、ウガンダ航空が2機、グリーンランド航空が1機、顧客未公開が4機となっております。※オーダー詳細が現時点で公表されてないため顧客未公開はグリーンランド航空分を含む可能性あり
なおウガンダ航空へのエアバス機の導入は初めてとなり、同社CEOは歴史的な日となったとコメントを発表しています。