キャセイパシフィック航空は、2021年1月の搭乗実績を発表しました。
搭乗客は前年同月比99%減の30,410人となり、搭乗率は13.3%で平均して1日あたり981人の乗客を輸送した計算となり、引き続き厳しい状況が続いています。なお1,000人を下回るのは、昨年の6月以来となり、変異種による英国便の運航停止措置が影響しました。
また同社のRonald Lam CCOは、2月20日から始まった新検疫措置により、今後数か月は非常に困難になるとの見解をしており、市場の需要に応じてネットワーク調整していくとしています。
国際線が主力のキャセイパシフィック航空は、パンデミック以降大きく改善することなく今日まで低迷していますが、2月19日に北京から香港初の導入ワクチンとなるシノバックを輸送したことが発表されており、今後ワクチンを機に好転することが期待されています。Photo : Cthay Pacific