キャセイパシフィック航空は、計7路線の長距離線から撤退する方針であることが明らかになりました。
これは現地SCMPが内部文書の情報をもとに報じたもので、撤退する路線はニューヨーク/ニューアーク・ロンドン/ガトウィック・ワシントン・シアトル・ダブリン・ブリュッセル・マレの7路線となります。なお同社はニューヨーク/JFK・ロンドン/ヒースロー線も運航していることから、両都市への運航は継続となります。
これらの路線は新型コロナウイルス以前から赤字路線であったと考えられており、比較的開設して間もない路線が大半を占めています。
同社は2021年全体では50%未満で運航すると予想していおり、ワクチンが多くの人々に行き渡ったことを前提に、来年上半期にはパンデミック前の便数の4分の1を大幅に下回る運用が見込まれ、下半期には回復が見込まれると公表しており、今後傘下エアラインを含め更に路線整理を進めるものとみられています。Photo : Airbus
キャセイパシフィック航空、キャセイドラゴン航空発注のA321neoを引き継ぎ年内に初号機を受領 B777Xは2025年以降に受領延期