インドの大手エアライン、ジェットエアウェイズのパイロット組合は、本日4月15日より乗務を拒否することを決定しました。
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画像引用:The Quint
経営難に陥り多くの路線で運航停止が続くインドの大手エアライン、ジェットエアウェイズは、航空機のリース料金の支払いが滞っていることから運航停止が相次ぎ、保有機材の約120機に対し約10機程しか運航できない状態に陥っています。
現在10機程で運航を続けていましたが、今回給料の未払いを理由にパイロット組合が乗務を拒否し、本日朝にも経営陣との話し合いの場がもたれる予定です。
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ジェットエアウェイズは現在約1,400名のパイロットが所属していますが、同組合には約1,100名が所属しており多くの便で影響が出ることが予想されます。なお残りの未所属のパイロットが乗務するのかは明らかになっていません。
パイロットをはじめ多くの従業員が1月から給料を受け取っていない状態が続いていることから、給料の支払いを求め抗議活動が続くとともに、新たな出資候補へジェットエアウェイズを助けることを求める活動が活発化しています。
今後は月末までに、ジェットエアウェイズ売却の入札が行われる予定で、エアカナダ、デルタ航空、エティハド航空(既に株主であり追加の株購入を検討)、タタグループ(ビスタラとエアアジアインディアの株主)、インドのファンドなど複数社が候補に挙がっています。
参考記事:The Economic Times
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