インドの大手エアライン、ジェットエアウェイズは17日、全てのフライト一時的に停止することを発表しました。
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経営難に陥り多くの路線で運航停止が続く同社は、航空機のリース料金の支払いが滞っていることから運航停止が相次ぎ、16日時点で保有機材の約120機に対し約5機程しか運航できない状態に陥っており、昨日17日は更に4機の登録が外れたことから最終的に運航できる機体は1機のみとなっているようです。
今週火曜日には、燃料費や業務に係る費用の支払いに対し、資金繰りが困難となったことからインドステイト銀行(SBI)に緊急融資を要請したものの、暫定的な融資はできないと伝えられ、運転資金を確保できないことから全てのフライトが運航停止となります。
多くの従業員が今年1月から給料を受け取っておらず、会社への抗議活動やジェットエアウェイズへの救済措置を訴える活動が続いています。
今後は、ジェットエアウェイズ売却の入札が行われる予定ですが、全ての手続きを完了させるまでに半年はかかる見込みということもあり16,000人以上の従業員が退職に追い込まれる可能性があります。
なお一部報道から、5月10日に入札が行われるとの情報があります。
参考記事:The Times of India
画像引用:Jet Airways
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