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イースター航空、売却へ向け手続きを開始 日本線ボイコットの影響などで経営悪化

韓国のLCCイースター航空の筆頭株主であるイースターホールディングスは、同社の売却へ向け複数のファンドと接触するなど売却へ向けた手続きを開始したことが明らかになったと複数の韓国紙が報じました。

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同社はこれまで、日本線ボイコットや、ウォン安、原油高などの悪材料が重なり、累積損失は数100億ウォンにまで膨れ上がった状態とされており、会社存続の危機を従業員向けに通達し、無休休暇の申請を受け付けていたことが明らかになっています。現在同ホールディングスは、所有株式39.6%を約90億円で売却する手続きを進めているようです。

この他にも主力機とする予定であったB737MAXが運航停止となり固定費が増加するなどイースター航空を取り巻く環境は最悪の状況となっています。

来年には現在6社の国内LCCに加え3社が新規参入する予定となっており、ただでさえ乱立との指摘があるエアラインがさらに増加する予定であることから来年以降の業績改善の見通しも立たない状況が続きます。なお今年の第3四半期において韓国LCCは全社赤字を計上している。

報道後イースター航空は売却に関し否定するコメントを発表しています。
参考記事:hankyung
画像引用:Eastar jet

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