ユナイテッド航空は、A321XLRを50機導入する事を発表しました。また今後45機を導入する予定のA350-900型機に関しては、受領を2027年まで延期することを決定したことも発表しています。
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A321XLRの導入は2024年を予定しており、ニューヨークとワシントンからヨーロッパ路線へ投入し新たな就航地を開拓する方針を明らかにしています。B757-200型機の後続機として導入することになり、導入完了時にB757は退役することになります。
ユナイテッド航空は、2020年代半ばに30機~40機の中型機(B757・B767)の更新時期を迎えることから後続機をA321XLRとB797を軸に選定していることがこれまで報じられていました。
ボーイングは、NMA(New Midsize Airplane・非公式名B797)の開発責任者(VP)がB737MAXの運航再開に向けたプログラムに加わる人事を以前決定したことから、B797の開発が遅れていることが指摘されています。
A321XLRは従来機よりも30%の燃費向上を実現し、航続距離はナロボディー機の世界最長航続距離の8,700kmとなり、今まで大型機では採算ラインに乗らなかったような都市間の新路線開設などが期待されています。
生産発表以来、FSC・LCC各社から世界的に受注を伸ばしており、市場のゲームチェンジャーになることが確実視されています。
画像引用:Airbus
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