エアバスは、2021年にA320neoの月産数を63機にする計画から、アメリカの拠点のモービルでの生産能力を強化することを明らかにしました。
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画像引用:Airbus
アメリカ市場での同シリーズ機の受注の好調を受けてのもので、現状月産5機となっていますが数週間内には6機、2021初旬には月産7機とする計画で、この生産能力の拡大により約4,000万ドルが投資され、新たに275人の雇用が生まれることになります。
モービルではA220も月産4機体制が構築されており、2021年にはA320neoラインの増強で年間130機以上の航空機が生産される拠点となります。
なおアメリカではヨーロッパで製造された航空機には10%の輸入関税を課しています。
競合機となるB737MAXが、運航停止措置となったこともあり、エアバス機の需要が高まっていますが、現状のA320neoは納入遅れが発生している現状もありエアバスとしてはA320neoの生産能力向上は急務な状況となっています。
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