エアバスは、オートパイロットによる自動離陸テストをA350-1000型機にて実施し、成功したことを発表しました。
スポンサーリンク
今回テストされている自動離陸は、現在使用されている既存の地上設備技術である計器着陸システム(ILS)に依存するのではなく、機体に直接搭載された画像認識技術によって可能となっています。この技術は、ATTOLプロジェクトとして進行しており2020年中旬までにタキシング、着陸のテストを行うことが予定されています。
An aircraft that can take off by itself thanks to technology alone? Our #ATTOL demonstrator project recently proved just that! Learn how autonomy helped to make it happen: https://t.co/Ij5o15Ybeo pic.twitter.com/WSwCCXPxJC
— Airbus (@Airbus) January 16, 2020
今回のテストでは、パイロットがスラストレバーのみ離陸位置に設定し、監視を行いましたが計8回のテストで期待通りに中心線を維持し正確な数値で離陸を成功させたことが報告されています。
エアバスは、この技術はあくまでもパイロットが中心となりその操縦をサポートするものであるとし、現状では操縦に集中力が比重してところを、今後正確な意思決定を下せる余裕を作ることができ、より安全性を高めることが可能となるとしています。
画像引用:Airbus
スポンサーリンク
スポンサーリンク