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カタール航空とアメリカン航空、関係改善でコードシェアを再開し噂されたカタール航空のワンワールド脱退の噂は終焉

カタール航空とアメリカン航空は、関係悪化から2年前に停止したコードシェアを再開させることを発表しました。

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両社は同じワンワールドに加盟しておりコードシェアを実施していましたが、アメリカン航空が米政府に対しカタール航空のエアイタリー(清算済み)の出資に関する件や、オープンスカイ協定で不正があるなどと間違った情報を与えたとカタール航空が主張したほか、アメリカン航空の株式取得を試みたことでアメリカン航空が反発するなどし関係が悪化しコードシェアを打ち切っていました。

その後カタール航空がアメリカン航空を名指しで批判し、協力的でないことからワンワールドを脱退する事を検討していると表明し、大きな話題となりました。
以前の会議では、「もしワンワールドを去れば、ワンワールドは接続において大きな穴が空くことになる。私たちはゲストとしてワンワールドに招かれたにも関わらず、グラスではなく、蛇口から水を飲むことを強いられた。私たちはミッキーマウス(無能)エアラインではない。」と過激な発言をする場面もありました。

今回の合意により、アメリカン航空のDoug Parker CEOは、「以前の問題は解決し、新たな協力関係を楽しみにしている。カタール航空との長期的な関係をさらに強化したいと考えている」とコメントしています。またカタール航空のAkbar Al Baker CEOは、「過去の問題から脱却し、アメリカン航空と緊密に協力して、すべての乗客に世界をリードするパートナーシップを構築することを楽しみにしています。」とコメントしています。

今後両社は、両国間の発着便、ドーハ以遠の一部路線、アメリカン航空運航の欧州・中南米・カリブ海方面の国際線でコードシェアを実施し、アメリカン航空はドーハへの直行便就航を検討する予定となっています。
画像引用:Qatar Airways

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