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ボーイング、希望退職者の募集開始を従業員へ通知

航空機大手メーカーのボーイングは、業績悪化により希望退職者の募集を開始することを従業員に通知しました。

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現在のところ募集人数や対象の部門などの詳細は明らかにされていませんが、今後3週間から4週間以内に詳細が明らかにされる予定となっています。

今回の措置は、新型コロナウイルによる航空機需要の低下によるもので、エアライン各社が保有機材を地上駐機させているほか、リース機を早期返却するなどし、新機材の需要が著しく低迷していることが影響しています。
ライバルのエアバスも同様の状況に置かれていることが予想されますが、ボーイングの場合B737MAXの運航停止による補償なども重なったため、同ウイルスの影響を大きく受けたものとみられます。

ボーイングのDavid Calhoun氏は、需要の回復には時間を要するとの見方をしており、回復のプロセスにおいて需要と供給のバランスを調整する必要があるとしています。
同社は、一時解雇や強制解雇は避けたい考えとみられ、今後希望退職者が募集人数に対しどれくらい集まるのかが注目されます。
画像引用:Boeing

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