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投資の神様ウォーレン・バフェット氏、アメリカ航空各社の株式を全て売却『先が見通せない』

投資の神様と知られる投資会社バークシャー・ハサウェイの会長兼CEOのウォーレン・バフェット氏は、株主総会で保有していたアメリカ航空各社の株式を全て売却したことを明らかにしました。

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保有し売却されたエアラインの株式は、デルタ航空(11.12%)・アメリカン航空(10.05%)・ユナイテッド航空(8.85%)・サウスウエスト航空(10.54%)の4社の株式となります。()はその会社の株式に対してバークシャー・ハサウェイの占める割合

新型コロナウイルスの影響により株価が下落する中で、一時デルタ航空の株式を買い増しましたが、この判断は間違いであったと認め、現在は今後の航空業界を悲観する見解を述べています。
具体的には、出張削減の可能性や外出制限による人々の今後の行動予測ができないことから数年先まで昨年同様の乗客数まで回復しない可能性があるとし、暫くは供給過剰の状態が続くとしています。

同氏を支持する投資家は多いことから、この判断は多方面に影響を与えそうです。画像引用:BHH

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