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ボーイング、B737MAXの再認証に向けた飛行試験を本日より実施へ

ボーイングとFAAは、運航停止が続くB737MAXの再認証試験を本日6月29日より3日間にわたり実施することがわかりました。

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試験では、アップグレードされた操縦システムが正しく機能するかを確認する予定で、意図的にトラブルを発生させてチェックする予定となっています。今後試験が順調に進むと、パイロットのトレーニング手順の承認が必要となり、それに時間を要することから、早くても飛行再開が認められるのは、10月以降のと見方がされています。

同社は、在庫保有リスクを避け同機の生産を一時停止する措置を1月より実施していましたが、承認を見越して先月末よりレントン工場で生産を再開させています。また問題視されていた、配線の配置に関しても解決策をエアライン側に示しているとされ、昨年3月から運航停止が続く同機の復帰が近いことが予想されます。

当初の計画では、月産57機まで増やす計画としていましたが、新型コロナウイルスの影響もあり航空機需要が低下しており、キャンセルも増えることが予想されるため、低水準で生産が続くものとみられています。画像引用:Boeing

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