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シャルルドゴール空港、新型コロナの影響で建設予定の第4ターミナルの建設を見直しへ

フランスのJean-Baptiste Djebbari運輸大臣は、建設を予定しているパリ・シャルルドゴール空港の第4ターミナルの建設について見直す考えを明らかにしました。

今後も増え続けると予想された航空需要を受け入れるために、2030年までに4000万人以上の乗客を受け入れるプロジェクトとして同ターミナルの建設が予定されていましたが、新型コロナウイルスの影響による航空需要が減退したことから、見直されることが有力となっています。なお建設は中止ではなく、計画内容を修正するものとみられています。

これまで多くの空港が将来の需要に対し投資をして拡大させる計画としていましたが、新型コロナ収束後も需要の回復が遅れる事や、テレワークの推進によるビジネス需要の消失などが指摘されており、今後計画している拡張規模の縮小などを検討する空港会社も出てきてもおかしくない状況となっています。参考記事:British herald 画像引用:CDG

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