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ユナイテッド航空、ハワイの観光客受け入れ再開でウイルステストを実施 今後の海外旅行のスタンダードになる可能性も

ユナイテッド航空は、2020年10月15日よりハワイ行きの便において、新型コロナウイルスのテストを提供する体制を整えることを発表しました。

これは同日より州外の観光客を本格的に受け入れるハワイ州の取り組みを受けてのもので、72時間以内の陰性証明を提出することで隔離措置を回避できることから、GoHealth Urgent Careと提携してウイルステストを有料で提供するものです。

ユナイテッド航空が提供する検査は、搭乗日当日に実施され検査結果が15分で判明するものとなり、このプログラムで得られた結果が陰性の場合は、隔離措置が免除される対象とすることが同社とハワイ州が合意しています。また郵送によるウイルス検査を選択することも可能となっています。

なお検査料金の詳細は発表されていませんが、約250ドル程になるものとみられています。

国際航空運送協会(IATA)は、大規模な空港での新型コロナウイルの検査体制を整備することが、安全に旅行を再開する唯一の方法であると提唱しており、ユナイテッド航空のような取り組みが、一時的に海外旅行のスタンダードになる可能性があります。Photo : United Airlines

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