アメリカ連邦航空局(FAA)は、早ければ2020年11月18日にも運航停止が続くB737MAXの運航を再認可する可能性があることがわかりました。
Steve Dickson局長は、審査が数日内に終わる見通しであることを明らかにしており、現在審査は最終段階にあります。今後は問題がなければ運航再開を認可する方針とみられ、認可後は、各社がソフトウェアを更新する必要があるほか、パイロットの訓練などのスケジュールの作成に着手することとなり、訓練が終わったエアラインより順次2019年3月の停止命令以来の運航が見込まれます。
またEASA(欧州航空安全局)も年内に再認可する方針とみられ、各国の航空当局が続いて認可することが予想されます。なお日本のエアラインにおいては、ANAが導入する意向を表明しているものの、正式な発注には至っておりません。
参考記事:FOX Photo : Boeing
エチオピア航空、事故機のパイロットがボーイングが推奨する緊急時の対応を行っていたことを公式発表 同社CEOは事故機のパイロットを誇りに思うとコメント