ピーチは、搭乗前に抗原検査を受検したうえで国内線の利用を可能とする「抗原検査後国内線利用実証事業」を実施することを発表しました。
この取り組みは、関西の自治体・経済団体などで構成される関西国際空港全体構想促進協議会および宮崎県、鹿児島県、株式会社エスアールエル(提携検査会社)、うつぼGarden Clinic(提携クリニック)の支援・協力を得て実施するものとなります。
多くの人が自らが感染拡大の契機になる不安を持ち、地元住民へ新型コロナウイルスを感染させることを気にして自粛する傾向にあることから、この検査を通じて需要回復を促したい考えです。
Photo : Peach Aviation
この事業の対象期間および対象路線は、当初11月20日~12月19日搭乗分の関西空港発宮崎線と奄美線の2路線です。実証事業の結果を踏まえ、今後、提携クリニックを増やすことによる検査回数の拡大、他地域の空港周辺での展開の可能性を模索し、対象路線・対象者を拡大できるよう検討するとしています。
なお料金は、実証事業対象路線の就航先である宮崎県、鹿児島県、Peach、抗原検査受検希望者がそれぞれ負担するもので、抗原検査受検希望者の自己負担分は3,000円(税別)となります。
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