2020年11月15日、サザンエアー運航のニューヨーク/ジョンFケネディ空港発ソウル/仁川行の9S947便が、JFK離陸後に失速するトラブルが発生しました。
トラブルがあったのはB777-200(N702GT)で、離陸後上昇中に管制と通信している際に失速したことを伝え、コックピットでは失速のアラートが鳴り響いているのが聞き取れます。
同機は失速したことで4,150フィートから3,600フィートまで降下したことがわかっており、約550フィート降下しました。また速度は失速直前まで216ノットで上昇しており、本来よりも遅い速度で上昇していたことが明らかになっています。その後は速度を取り戻し、通常運航に戻り約14時間30分後に無事仁川空港に着陸しました。
現在のところ詳しい原因等は明らかにされていませんが、飛行管理システムに誤った情報(重量)を入力した可能性があることを指摘する声があります。Photo : Atlas Air Worldwide Holdings