中国民用航空局は、新型コロナウイルス対策のガイドラインを改訂し、客室乗務員に対しおむつを着用することを推奨するとしました。
同局は、感染リスクが高い国と中国を結ぶ便に乗務する客室乗務員に対し、医療用マスク、使い捨ての二層ゴム手袋、ゴーグル、使い捨てのキャップ、防護服、靴カバー、使い捨てのおむつの使用を推奨するとしています。
おむつに関しては、機内での感染リスクは高いトイレを避けることが目的とみられ、これらの対策で中国へのウイルス侵入を防ぐ考えです。また機内においては、客室乗務員のみが入れるクリーンエリア、客室乗務員の防護服等の着脱エリア、一般客席エリア、新型コロナウイルスの疑いが出た乗客用の緊急隔離エリアの4つに区分することを推奨しています。
現在中国では、国内の感染状況がピークアウトし、海外からのウイルス侵入を防ぐことに力を入れており、今回のような徹底した防疫対策が発表されています。Photo : CGTN