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エミレーツ航空CEO、最後のA380のデリバリーは2022年5月と明かす

エミレーツ航空のTIm Clark CEOは、今後同社が受領を予定するA380のデリバリースケジュールを明かし、最後のA380は2022年5月であることを明らかしました。

今月同社は116~118機目のA380を受領しており、残す受領予定機は5機となっています。同CEOは、この5機についてのデリバリースケジュールを明かしており、2021年には2機を受領、2022年4月に2機を受領、2022年5月に最後の1機を受領するスケジュールとしています。

エアバスは、当初の計画では2021年に生産を終了し、同機を2021年内に納入する計画を発表していましたが、同社のA380の新造機に対しての一連の業務は2022年までずれ込むことになります。なおエアバスは、ANA向けの3号機を既に納入したことから、残すのはエミレーツ航空への納入のみとなっています。

エミレーツ航空は。現在も今後10年わたりA380を運用し続ける意向を示しており、機内体験において宮殿のようなA380に勝る物はないとし、今後もA380の需要は存在し続けるとしています。Photo : Airbus

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