2021年1月12日、大手航空貨物エアラインのDHLエクスプレスは、B777Fを計8機追加発注することをボーイングと共同で発表しました。
同社は、2018年に計14機のB777Fを発注しており、今回の発注はそれに続くもので、追加発注分の納入は2022年からを予定しています。なおオプションとして4機の購入権でも合意に至っています。
Photo : DHL
DHLのJohn Pearson CEOは、『パンデミックでもグローバルな貿易は止まっていません。グローバル化、デジタル化、そして最近の繁忙期における空前の需要に後押しされ、DHLのグローバルEコマースの取扱量は第4四半期に40%以上増加し、Eコマースは永続的なメガトレンドであるとの確信をより強固なものにしました。これが当社が新たに8機のワイドボディ貨物機を導入するという、早期に行動を起こし未来への投資を行うことを決めた理由です。』とコメントしています。
現在DHLは、260機以上の貨物機を17社のパートナー航空会社と共同で運航しており、220の国と地域で毎日600便以上を運航しています。また新型コロナウイルスのワクチン輸送行うなど、社会的にも重要な輸送を担当しています。