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ユナイテッド航空CEO、全6万人の従業員に対してワクチン接種の義務化を検討

アメリカ大手エアラインのユナイテッド航空のScott Kirby CEOは、全従業員6万人以上に対しワクチン接種を義務付けたいと考えていることを明らかにしました。

同CEOは、自身はワクチンの安全性に自信をもっており、論争の的となることを承知の上であるとし、従業員に対し義務化することが必要だと考えており、他企業も同様の取り組みをすべきであると発言しました。また自身のキャリアで最も辛かったことは、新型コロナウイルスで亡くなった同僚の遺族に宛てた手紙を書くことであったとし、ワクチンの普及により救われる命があることを訴えています。

これまでアメリカの大手エアラインで、従業員のワクチン接種の義務化について言及したのは同CEOが初めてとなり、実際に義務化は難しいにしろ、リーダーシップを執り、ウイルスの収束実現に向け少しでもワクチンの接種率を向上させたいとの考えがあるとみられています。

なお今後航空会社の従業員は、ワクチンの接種の優先上位の職になるとみられていますが、既にワクチン接種に不安があるとしている従業員や、ワクチンを接種しない従業員とは働きたくないなのどの意見が同社の労働組合側に寄せられていることも明らかになっています。参考記事:nbcnews Photo : United

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